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ポスティング チラシ投函で稼げるのか?

神奈川県川崎市で4年ほど副業でチラシのポスティングをしてました。ポスティングに興味のある方、アルバイトでチラシ投函を検討の方の参考になれば。

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はみ出し投函
チラシの投函禁止のほかに多いクレームが、チラシのはみ出し投函。

これは、チラシがポストから、はみ出して入れられてることで、チラシをポスティングすること自体は全然構わないけど、入れるならきちんとポストの中にキレイに入れてくれというもの。


確かに投函する者からすると、ポストからはみ出すことでチラシを目立たせ、それで手に取ってもらい見てもらえる可能性が増えますし、自分がどこまでポスティングしたかの目印にもなります。なので、ポスティングする側からすると、はみ出し投函には多少のメリットがあります。

しかし、はみ出し投函は見た目が悪いことはもちろんですが、さまざまな実害もあります。チラシがはみ出してポスティングされてると、晴れの日はいいのですが雨が降った場合、はみ出した部分が雨で濡れてしまいます。

そして、そのはみ出して濡れた部分から雨水が伝わり、チラシ全体が濡れることに。チラシ全体が濡れるということは、ポストの中にまで雨水が浸透するということ。その結果、濡れてなかったほかの投函物まで雨水の被害に遭い、濡れてしまいます。

チラシがはみ出していたことが原因で、ほかの投函物=貴重な郵便物まで濡れてしまった場合、最悪、損害賠償問題にまで発展します。ここ数年、ヤフオクといったオークションやメルカリなどのフリマアプリで個人間取引による売買が増えてます。中には梱包状態がいい加減で、簡単に折れたり濡れてしまうものもあります。生写真、映画チラシ、パンフレット、雑誌など、せっかく手に入れた貴重なものがチラシのはみ出し投函のせいで濡れてしまったら・・・。

ほかにも、管理外会社からの大事なお知らせや、町内会の領収証といった重要書類、子どもが通う学校からの郵便物もポストに投函されます。さらに、子どもが学校を休んだ際、学校からのお便りを同じクラスの友達がポストに投函することもありますし、近所の付き合いで借りたものを返すのにポストを利用することも。

実際自分は、子ども用のケータイ電話がポストの中に置いてあるのを見たことがあります。その家の子どもが落としたか忘れたものを友達が入れたのか、もしくは、その家の子ども自身が邪魔で入れたのか、いつも入れっぱなしにしてあるのか・・・。もし、そのケータイがはみ出し投函のせいで濡れたら、ショートして壊れる可能性もあるかもしれません。

雨のせいで濡れてしまうこと以外にも、はみ出し投函には問題があります。それは「虫」の侵入。ポストの投函口にすき間があることで、虫や小動物が侵入するケースがまれにあります。

虫の侵入がよくあるのがドアポスト。設置されたポストがなく、玄関ドアに新聞や郵便物を入れる投函口が付いているのをドアポストといいます。

このドアポストから、アリ、ハエ、蚊、蜂、ムカデ、イモムシなどといった虫が室内に侵入するんです。特に女性には虫が嫌いな人が多いので、「虫が侵入しますので、投函物はきちんと中に落とし込んでフタをきっちりと閉じてください」という張り紙を、よく見かけます。

こういった注意書きは、公園や山、川の近くにある住宅でよく出会います。特に夏場は1日中、蚊取り線香を付けてるお宅を多く目にします。それだけ、自然が豊富なエリアは虫や小動物も多いのでしょう。自分も夏場はポスティング中によく蚊に刺されます。中には蚊とは思えないような刺されあともたまにありますが・・・。あと、蜂に出くわすことも多いですね。

ほかに、はみ出したチラシがあまりにも多いと未入居物件である場合が多いのですが、未入居じゃない場合、住人が長い間留守にしていることがわかり、空き巣に狙われるという犯罪のきっかけにつながります。

さらにさらに怖いことに、ポストからはみ出したチラシや新聞に火をつける、いわゆる放火のきっかけになることも。

以上のような理由で、はみ出し投函は絶対にやめて、きちんとポストの中まで入れましょう。

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